こんにちは。
北九州営業所の佐藤です。
今回は住宅ローンについて投稿したいと思います。
マイホーム購入に関しては住宅ローンの利用を考えている方がほとんどだと
思います。
私のお客様も今年1組現金購入の方がいましたが他のお客様は全て住宅ローンを利用されています。
そもそも住宅ローンってどういう仕組み?って疑問を持たれるお客様はあまりいません。
やはり月々のお支払い、お客様にとってメリットのある銀行ってどこ?って、所からスタートしますが、今回は各銀行で共通するお話をします。
皆様の銀行から住宅ローンの融資を受けるのに、まずは事前審査を行います。
これは、融資を希望する銀行から幾らくらい借入できるかの審査になります。
ここで多くの方のイメージはこんな感じではないでしょうか?

銀行から融資を受けると考えた場合上記の図になります。
間違いではないですが、実際はこういう感じです。

最寄りの銀行は審査受付けを行う窓口で、その先に各銀行に保証会社というのがあります。
この保証会社が融資をするかどうか判断して、承認が下りれば窓口の銀行から融資を受ける形になります。
更にここからちょっと話を掘り下げます。
融資の承認を受けた場合に、通常、融資保証料又は融資手数料というのが発生します。
まず融資保証料と何か?
① 融資金額 3000万円 借入期間35年 変動金利 0.975%の場合
銀行により保証料の内容は違いますが、いつも融資を利用する銀行を例にします。
だいたいの目安で100万円辺り約22,000円~約44,000円発生します。
3000万円の借入の場合
3000÷100=30×22,000~44,000円=660,000~
1,320,000円のお金を準備しないといけません。
この保証料を準備しない場合は、融資を借り入れる際の金利に0.2%~0.4%の範囲で上乗せして35年間分割で払う方法もあります。
融資保証料の特徴は初回に支払い途中で繰越返済をして、35年間の借入を20年間で支払いを終えた場合には、残り15年間分は計算されて銀行から還付されます。金利上乗せの場合は、分割で払いますので還付はありません。
※審査承認の条件によっては、最初から保証料込み0.975%の場合があります。その場合、保証料を支払えば金利が0.2%引き下げられ0.775%で融資を受ける事が出来ます。
次に融資手数料とは何か
① と同条件で借入を行うとして、借入金の2.2%、融資を受ける際に支払う事で更に金利を引き下げて、月々の支払を抑えることができます。
3000万円×2.2%=66万円を支払えば、金利0.975%が0.725%に下がります。但し、融資保証料の様に繰越返済をしても還付金はありません。
融資保証料と融資手数料の違いは、初回に負担して繰越返済で借入期間を短縮した場合に銀行からの還付金があるかないかの違いです。
ついでに月々の支払に置き換えて考えてみると
a) 融資保証料・融資手数料を払わず、金利0.2%を上乗せして金利1.175%にて3000万円を返済期間35年間で支払った場合、毎月のお支払いは、
87,154円/月
b) 融資保証料を支払い金利0.775%に引き下げた場合
81,576円/月
c) 融資手数料66万円を支払い金利0.725%に引き下げた場合
80,895円/月
a) とc)の支払いの差額は約6,000円となります。
この差額は大きいのかそうでもないのか?果たして、同じ金額で融資を受ける場合融資保証料、融資手数料を負担して銀行から融資を受けた場合どちらがお得なのかどうか?
正解は……この投稿を読み、皆様がご判断されたお考えが正解だと思います。
さて、弊社、平和地建でご購入頂いたお客様はどういう融資を受けているのか?
マイホーム購入を検討されている方は各営業担当にご相談下さい。お客様に最適な銀行、住宅ローンを提案してくれるはずです!!
今回は、ちょっといつもと違う感じで投稿させて頂きました。
最後までご拝読ありがとうございました。